2014年11月27日

見た映画 鉄くず拾いの物語

2014年2月1日鑑賞。

実際に起こった出来事の当事者たちが出演して製作された劇映画「鉄くず拾いの物語」。
演技経験ゼロの当事者たちが出演した再現フィルムなのです。

舞台はボスニア・ヘルツェゴビナ。
そこに住むロマという少数民族の家族が主人公。
かの国の厳しい現実が淡々と描かれていきます。
これ、仮に日本を舞台にして日本人で描かれていたら、さらに身につまされ痛々しい思いにさいなまれていたことでしょう。
スクリーンに映し出されるのが異国の人々であることが1枚フィルターとなって鋭さが緩和されています。

 

しかし、そんなわたし自身の思い自体に、人間の弱さやずるさ、限界が潜んでいるのかもしれません。
自分たちと外見が異なる人々とそうでない人々では、感情移入の度合いが変わってしまうのです。
これは人間として逃げようがない弱点なのでしょう。
だからこそ、その弱点を強く意識して、自らとは異なる民族への想像力を広げる努力が必要なのです。

ネット上で見受けたなかで、以下のサイトをおすすめします。
最初のサイトは、映画の全体像と要点とがコンパクトにまとまっています。
『鉄くず拾いの物語』 ある国のある少数民族のある家族の生活
映画批評的妄想覚え書き/日々是口実


こちらは監督へのインタビューから映画の核心に迫り、裏話的エピソードも満載です。
事件の当事者が主役を演じた『鉄くず拾いの物語』ダニス・タノヴィッチ監督がその演出方法を語る
骰子の眼 - webDICE

posted by 山久友 at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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