2014年05月30日

見た演劇 てのひらの虫<ルナティック演劇祭>

2014年5月29日。

いやぁ、おもしろかったッスよ。
先日、見に行くと申し上げていた、我らがビビさんが書いたお芝居「てのひらの虫」。

シチュエーションは、小学6年生クラス編成会議。
当初は、いろいろあるものの順調に進むかに見えた編成会議が、ある教師の体罰疑惑をきっかけに、その場の教師たち、その場にいない教師や生徒たちを巻き込んだ騒動になっていく――というオハナシ。

ホントにね、おもしろかったんですよ
正直ね、前半はちょっとユルいかなって気がしたんです。
このドラマはどこへ向かおうとしているのかが見えにくかったんですね。

でも、半分を過ぎた辺りから人間ドラマが急激に凝縮してきて、舞台に吸い込まれるように集中してしまいます。
あとは、一見ユルく見えていた前半で実は丹念に張り巡らされていた数々の伏線が気持ちよく回収されて、締めくくりを迎えます。

5人しか出てこないのに、名前しか出てこない教師や6年生100人分(25人×4クラス)をも巻き込んだ人間模様にくらくらします。
ビビさん、どうやって脚本、書いたんだろ。
めちゃめちゃパズルですよ、これ。
いろんな情報(理由)によって、「誰は何組」「誰と誰は別々に」「誰と誰はいっしょに」というのが目まぐるしく変わります。
それぞれの生徒についても履歴とか、ある程度作ったんだろうなぁ。
教師も愚かさを抱えた人間なのだという視点、それぞれが抱えた事情と感情、複雑に絡み合うその関係。
それだけでもお腹いっぱいなのに、随所に挟み込まれる社会ネタ・時事ネタ。
そう――人間ドラマでありながら、社会派でもあるんだよなぁ、本作。

出演者さんたちも、それぞれの役にぴったり。
文字通りのハマり役ってヤツです。
個人的には、木島灘先生役だった方が、濱田岳さん風味で結構お気に入りでした。

残りは1公演。
6月1日(日)13時からです。
いまならまだ若干チケットが残っているようです。
お時間ある方はぜひ! ぜひぜひ!
あんまり「おもしろかった」「よかった」を連発すると、見る側・作る側双方のハードルを無闇に上げてしまいそうで恐縮なんですが……ホントにおもしろかったんですよ。
これは説明しても伝わらない。
なんとかして劇場に足を運んで体感していらしてください。
きっとあなたも「おもしろかったよ!」と誰かに伝えたくなることでしょう。
posted by 山久友 at 07:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
山さああああああん!!!

ありがとうございました!!!!

最優秀脚本賞いただきました!!!!!

でも、本当にね、よくできたシナリオでしたよ、我ながら!!

実は多少齟齬があったりするのですが(気付かなかったのならラッキー!)ラストにガ〜って収束するかんじが、描いてる方は「してやったり」です(笑)
審査員には「見た瞬間これだと思った」
と言われました(><)。。


本当にいつもいつもありがとうございます!!
Posted by ビビ at 2014年06月02日 01:12
>ビビ様

1週間放ったらかしでゴメンなさい。

>最優秀脚本賞いただきました!!!!!

おめでとうございます!
そりゃね、獲りますよ、あの脚本なら。

>実は多少齟齬があったりするのですが(気付かなかったのならラッキー!)

そんな検証する余裕ありませんって!
続々飛び出してくる名前と関係を追っかけるのに必死で。
何回か見たり、脚本として読んだら気づくのかもしれませんが。

>本当にいつもいつもありがとうございます!!

なんか、お役に立てているんだかどうだかきわめて怪しいのですが。
これからも勝手に応援しちゃいます。
本作を超える次回作を期待しています!
Posted by 山久友 at 2014年06月09日 14:40
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