2009年10月30日

「倉本聰シナリオ術入門」

読み終わりました。
昨日お話ししました別冊山と渓谷「倉本聰の世界」掲載の「倉本聰シナリオ術入門 富良野塾の講義ノートから」のことです。
いやあ、充実。
しかし一方では、「思ったほど目新しさはないかも」とも生意気ながら感じました。
つまりは、シナリオにおける「芸」の極みのような存在である大御所の倉本聰先生も、ごくごく基本に忠実にシナリオを学び、つくり、書いていらっしゃるのだということ。
「栄光に近道なし」です。

「これは」と思う発言を抜き書きしたら、46個にもなってしまいました。
さすがにすべてを引用するのは気が引けるので、その中からさらに私の心に響いたものを選りすぐってここにご紹介します。

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posted by 山久友 at 13:35| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月29日

宝の持ち腐れ

昨日のこと。
仕事から帰ると、自宅のデスクに「ある本」が置いてありました。
山と渓谷社「倉本聰の世界」。
A4変形版のムックです。
1993年12月発行で、「別冊山と渓谷」となっています。
発行当時、確かに私自身が買った本です。
所有していることは意識にありましたが、それほど熱心に読み込んでもいませんでした。
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posted by 山久友 at 14:45| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月28日

なんと、またもや「時をかける少女」

新たな『時をかける少女』仲里依紗がヒロインに!母親役には安田成美

筒井康隆の小説で、発表から45年の間、さまざまなアレンジをされて、いく度となく映像化されていた「時をかける少女」が仲里依紗を主演に迎え、新たな物語として映画化されたことがわかった。
(シネマトゥデイ映画ニュース 2009年10月28日 9時00分)

もう、片手にはおさまりきらない回数、映像化されている「時をかける少女(以下、時かけ)」。
またもや実写映画化されるそうです。
どの「時かけ」に思い入れがあるかで世代がわかってしまうといっても過言ではないでしょう。
50歳代の方々には「タイム・トラベラー(NHK少年ドラマシリーズ)」であり、私世代は大林宣彦監督版であり、10歳代・20歳代はアニメ版かもしれません。

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posted by 山久友 at 12:29| Comment(0) | ニュースから | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月27日

「オズボーンのチェックリスト」

ご存じですか?
「オズボーンのチェックリスト」。

転用したら?
現在のままでの新しい使い道は?
応用したら?
似たものはないか? 真似はできないか?
変更したら?
意味、色、動きや臭い、形を変えたらどうなる?
拡大したら?
大きくする、長くする、頻度を増やす、時間を延ばすとどうなる?
縮小したら?
小さくする、短くする、軽くする、圧縮する、短時間にするとどうなる?
代用したら?
代わりになる人や物は? 材料、場所などを代えられないか?
置換したら?
入れ替えたら、順番を代えたらどうなる?
逆転したら?
逆さまにしたら? 上下左右・役割を反対にしたら?
結合したら?
合体、混ぜる、合わせたらどうなる?


ブレーンストーミングを考案したA.F.オズボーンさんによる発想の法則だそうです。

つい先日、web上でこのリストを見つけました。
で、「こりゃあ、いいな」と。

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posted by 山久友 at 12:21| Comment(0) | TrackBack(2) | シナリオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月26日

「執事喫茶にお帰りなさいませ」

毎日放送で今年の1〜3月期に、そのほかにもいくつかの地域で放映されていた30分ドラマです。
執事喫茶にお帰りなさいませ

全12話中、第7話と第8話を、当ブログで勝手に応援している脚本家・小林雄次さんが執筆されています。
TBSチャンネルでこの春、全話放映されていたものを録画してありました。
例によって例のごとく、ハードディスクの肥やしとなっていた全12話を、この数日間で一気に見ました。

当初は、小林さん執筆分を見るときに前後の話がわからないとつまらないから……ていどの気分で、「念のため」全話を録画しました。
ところが。
見始めると、これがすこぶるおもしろい!
イヤ、ホント、気安く考えていてゴメンなさい! と土下座したくなるほどおもしろいのです。

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posted by 山久友 at 12:32| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月23日

「ゼロの焦点」

試写会で拝見しました。
ゼロの焦点

最後までしっかり、おもしろく見せてはくれました。
ただ、始まりと終わりはチカラワザだったなぁ、という印象です。
始まりは、昭和30年代に観客を引きずり込むチカラワザ。
終わりは、主人公・禎子のドラマに持っていくチカラワザ。

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posted by 山久友 at 07:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月22日

こんな別サイトを…

発作的に始めてしまいました。

1型糖尿病ぶらり旅
http://type1dm.seesaa.net/

なぁんか、どこかで聞いたようなタイトルですが。

当ブログでも何度か私の病気のことには触れてきました。
しかし、やっぱり「シナリオ道」と銘打ったブログで「1型糖尿病」のことをどしどし書くには抵抗がありました。
なので、思う存分書ける場を作ろうと思い立ったわけです。
当座、記事は1個だけですが、ぼちぼち増やしていく所存です。
おんなじタイトルで当ブログと別々の記事をアップする(コラボ?笑)、なんて企画も実現できたらなぁ、と夢想中。
プロフィール欄にもリンクを作りますので、こちらもどうぞごひいきに。
posted by 山久友 at 15:13| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月21日

少しずつ動き出してみる

1年近く離れていた「シナリオを書く作業」に少しでも近づくため、小さなことではありますが、いろいろ動き始めています。
その第一歩とも言えるのが、「コンクールへのカウントダウン」。
ホントに、今年の夏くらいまでは、コンクールの締め切り日に気づかないで過ごす毎日でした。
S1も、函館港も、城戸賞も、万葉ラブストーリーも、冗談じゃなく、ふと気づくと「あれ、締め切り来週じゃん」みたいなことの連続だったのです。
心のどこかで「出したいなぁ、何か始めなくちゃなぁ」とは思いながら、何もしないまま時が流れ、気づくのは、どうにもこうにもできない時期になってから……ということが続いたのです。

なので、まず始めたのが「カウントダウン」。
謙遜でも何でもなく、ホントに、あのブログパーツは、自分自身が忘れないために設置したのです。
続いて昨日から始めてみたのが「check*pad」。
オンラインのリスト作成サービスです。
メインの使い道としてはTODOリストなのでしょうが、先人の知恵を垣間見ると、そのほかにもさまざまな可能性がありそうです。
TODO管理オンラインサービスはほかにもいくらでもありましたが、私が「check*pad」を選んだ理由は、「軽さ」と「自由さ」。
サクサクと項目を追加でき、いくらでも何度でも入れ替えが可能。
そして、TODOだけでなく、とにかく頭の中にあるものを項目として外に出し、あとからリストとして整理できる自由さに魅力を感じました。
――いま書きながら思いついたのですが、ひょっとして「シナリオの構成」自体、つまり、ハコ書きに相当する作業もこのサービスで可能なのでは?
しかし、それをいますぐ実践するほどに私はまだ「check*pad」に精通していませんし、使いこなせてもいません。
そのうち、機会があったら試してみたいモンです。

とにかく、微々たる歩みではありますが、動き出してみました。
どのコンクールの段階で実を結ぶ(シナリオを書き上げて応募する)か、わかりませんが、止まることだけはしないで、自分のペースで歩いていこうと思います。
posted by 山久友 at 14:33| Comment(0) | TrackBack(0) | シナリオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月20日

クドカンさん、二題

まずはこちら。

哀川翔「死に物狂いでやります」 クドカン&三池監督と再タッグ『ゼブラーマン2』(2009-10-19 22:37 cinemacafe)

映画『ゼブラーマン2 ゼブラシティの逆襲』のクランクイン会見が19日(月)、東京・赤坂プリンスホテルの五色の間で行われ、主演の哀川翔が「死に物狂いでやります」と完全燃焼宣言した。

そして、もうひとつはこちら。

宮藤官九郎さん作・演出の歌舞伎、12月上演(2009年10月19日20時55分 asahi.com)

人気脚本家の宮藤官九郎さんが作・演出を手がける歌舞伎「大江戸りびんぐでっど」が12月2〜26日に東京・歌舞伎座で上演される「十二月大歌舞伎」に登場することになった。松竹が発表した。

硬軟、取り混ぜ、破竹の勢いですな、クドカンさん。
どっちも楽しみですが、歌舞伎を見に行くのは難しいかなぁ。
「ゼブラーマン2」の第一報には脚本家の名前が出ていなかったので心配していましたが、やっぱりクドカンさんということで、安心しました。
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2009年10月16日

コンクールへのカウントダウン

本ブログ右サイドに、コンクール締切までのカウントダウンをするブログパーツを設置してみました。
携帯電話からお越しいただいているみなさんには、ご覧いただけないかもしれません。
ゴメンなさい。
気になるコンクールのみ6つ分です。
そのうち4つはまだ要項が発表されていません。
なので、締め切り日は「前年実績」ですし、そもそも次回の募集があるのかどうかすら未定です。
ご注意ください。

でも、私自身、こういうスパンで取り組まないと、コンクールへ挑戦することは永遠にないだろうと思い、自分の発憤材料として設置してみました。
実際に書くのは締切間際だろうと思うのですが、だからといって、要項が発表されてから準備に取りかかったのでは、まるっきり間に合わないのです。
たいてい要項発表は、締切の2〜3か月前ですからね。

文字が小さかったり、表示できる文字数が少なすぎたり、デザインがイマイチ本ブログとそぐわなかったり、いろいろ不満点はあるものの、ある程度カスタマイズできるカウントダウンタイマーのブログパーツというもの自体がごくごく少なく、やむを得ず、このブログパーツを選びました。

少しでも、どなたかのお役に立てば幸いです。
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2009年10月15日

「ドラマ 万葉ラブストーリー」第4回脚本コンテスト 受賞作品発表

くわしくはこちらをどうぞ。
受賞者のみなさん、おめでとうございます。

ついこの間、締切だと思ったら、もう発表です。
1編1編が短いのは事実ですが、750編あまりの中から、映像化に見合う作品を選び出すのはたいへんな作業だと思います。
それをこの短期間に実施してしまうのですから、このコンクールの審査にはいつも尊敬の念を抱きます。
秋、夏、春、冬、と来て、四季をひとめぐりしました。
これで終わってしまうのでしょうか。
2巡目に突入するのでしょうか。
今後が楽しみです。
posted by 山久友 at 14:09| Comment(0) | TrackBack(0) | コンクール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月13日

「阿修羅のごとく」を読んだ

以前、記事でお知らせした「向田邦子シナリオ集」の第2巻「阿修羅のごとく」を読み終えました。



「阿修羅のごとく」はNHKで二度にわたりドラマシリーズとして放映されています。
森田芳光監督の映画版は見たのですが、ドラマはパートT・パートUとも見たことがありません。
読んでいて困ったのは、ドラマ版のオリジナルキャストと、映画版のキャストが入り乱れて脳内スクリーンに登場すること。
三女・滝子は、いしだあゆみさんだったり、深津絵里さんだったり。
のちにそのダンナとなる勝又は、宇崎竜童さんだったり、中村獅童さんだったり。

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「ATOM」

言わずと知れた、手塚治虫先生の「鉄腕アトム」をフルCGアニメーション映画化した「ATOM」。
公開初日に一家4人で鑑賞してまいりました。

字幕版と日本語吹替版とがありますが、一般的に鑑賞できるのは日本語吹替版。
字幕版は、たとえば関東では新宿の某劇場で夜1回しか上映されません。
日本語吹替版のアトムは上戸彩さん、テンマ博士は役所広司さんが担当。
役所さんのテンマ博士は鑑賞前になんとなく想像がついたのですが、上戸さんのアトムはなかなか想像がつきませんでした。
それでも見てみるとまったく違和感なく、むしろ素晴らしく、少年らしい「声」で驚きました。

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posted by 山久友 at 00:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月09日

「ありふれた奇跡」見終えました

今年の幕開けのクールで放映されていたのに、ようやく見終えました。
ありふれた奇跡」。

第10話から第11話(最終回)にかけての展開に興奮しました。
私は録画したものを続けて見てしまったので体験できませんでしたが、あの間に1週間の隔たりがはさまったとしたら、次回が気になって気になって仕方なかっただろうと思います。
第10話の最後に、思いもかけない事件が、ある意味唐突に主人公2人に起こります。
「ご都合主義」と言われかねない展開なのですが、その後の運びと、なにより「ありふれた奇跡」というタイトル自体が、そういう横やりを入れる隙を与えていません。

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posted by 山久友 at 12:02| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月07日

いまさらな「ありふれた奇跡」途中経過

今年の1月クールだった連ドラ「ありふれた奇跡」。
倉本聰先生と並び、私が尊敬する山田太一先生のシナリオです。
録り貯めていたものの、最初の数回を見たきり第二子出産の準備やらなんやらでずうっとハードディスクレコーダーの肥やしとなっていたのですが、ここ数週間でようやく第9話まで見進めることができました。

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2009年10月06日

人は何をおもしろいと思うか

つい数日前、こんな根源的問題が脳裏をかすめました。

「おもしろいって、どんなことなんだろう」

その前後に何を考えていたか覚えていません。
どういう脈絡でこんな疑問が頭をもたげたのか、皆目見当がつきませんが、この疑問だけは記憶に残りました。

そして今日、ネット上に置いてある自分のメモ帳をサーッと眺めていると、昨年の夏ごろに書いたこんなタイトルのメモに行き当たりました。

「人は何をおもしろいと思うか」

さらに驚くべきことには、なんとその命題に対する答えらしきモノまで書いてあるのです。
読むうちに「そういえばそんなこと書いた」と思い出しましたが、それまではすっかり忘れていた内容です。
何か、「虫の知らせ」だったのかもしれない……と思い、ブログにアップしておきます。
メモをそのまま掲載してもよくわからないでしょうし、おもしろくもないので、以下にかいつまんでまとめます。

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2009年10月02日

「サマーウォーズ」

降ってわいた休みに見たもう1本が、この「サマーウォーズ」。
アニメ版「時をかける少女」で絶賛された、監督・細田守さん&脚本・奥寺佐渡子さんコンビによる新作アニメです。

最初に言っておきます。
今年ナンバーワンの作品かもしれません。
……って言ったって、今年見た映画は全部で13本ですが(笑)。
そして、アニメ映画としては、ひょっとすると生涯ナンバーワンかも。

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「カムイ外伝」

ああ,なんとも痛々しい映画でありました。
カムイ外伝

ひょんなことで10月1日が休みとなり、ひさびさに新作映画を劇場で見てまいりました。
午前中は用事があったので、午後からスタート。
2本を見てきました。
そのうちの1本、「しんぼる」とどちらにしようか最後の最後まで迷ったのが「カムイ外伝」です。

ちなみに私が崔洋一監督作を拝見するのは、なんと! 「月はどっちに出ている」以来16年ぶりのこと。
血と骨」とか、見たかったんですが、見逃しています。

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posted by 山久友 at 18:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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